焔の末裔 〜未来を求める者たち〜
あとがきっぽいあらすじ Vol.1

『あらすじ』って言うよりも『あとがき』かも。
『思い出』と第0話から第10話までについてちょっと語ってみる。


我が内に眠る 幾多の星々の輝きを―

 なんというか、これを書いたのってもう1年以上前の事なんですよね。
 今ではもう小説を書くのにも慣れ、自分の書き方という物を大体掴んでいるんですけど 当然、昔は違ったんですよね。
 だから昔の小説を読み返すともう信じられないくらい稚拙で、はっきり言うとヘタです。 自分でそう思います。
 でもこれって一応わたしの処女作だし、現在も細々と続きもう40話を越えてる。ここまで 来るともう途中で止められないって思います。
 これは元々とあるサイトに投稿小説として乗せていただいていた物で、そこでしか公開 しないつもりでした。他で公開するなんて考えてもみなかったんです。
 でも、自分でHPを作るという決意をした時、コンテンツに何を載せようか……という段階 になって、それからいろいろあって結局ここに古い分をリメイクしてのせる事にしました。
 オリジナルシリーズと焔シリーズ。オリジナルは当然最初から少しづつ作っていって、焔は 昔のから少しずつ修正しておいていく。最新作はそのサイトに投稿する。そんなペースで ここを経営していく事になりました。
 ですけど、つい先日事故によりそこのサイトがほとんど消滅してしまったんです。
 またまたいろいろありまして(笑)、ここで最新作を上げると同時に昔の分をリメイクしていく 事になりました。

 では、内容について少々触れておきます。
 完全なネタバレの部分もありますが隠したりはしていないので、お気をつけ下さい。


我が内に眠る 幾多の星々の輝きを―


 これを書こうと思ったのはワイルドアームズ2をクリアした後。眠る前になんと はなしに考えていた小さな『夢』から、リリス達は生まれてきました。
 わたしにとっての大切な『夢』。これを形にしたくて、そして――できたのが『焔の末裔』。
 タイトルはそのままずばり、リリスの事を意味します。ですが、その他にもちょっとした 意味があり、これは彼らの真の敵、つまりラスボスにもあてはまる事なんです。
 これ以上は本当のネタバレになるので言えませんが(苦笑)。



 まず、『思い出』と題された話。あれはプロローグの前の話で、位置付けとして は外伝なんですが、内容で言うと本当のプロローグにあたるんです。
 ここに登場しているのはWA1の主人公、ロディとセシリア、ザックです。読めば大抵の 人はわかると思います(笑)。
 ガーディアンってどんな所にいるんだろう、と思ったのが書くきっかけで、書き出すのは すごい簡単でした。
 本当は、これこそが真の処女作なんです。
 この作品の中にたくさん込められている台詞たちは、いつか、どこかで、誰かが言うであろう たくさんの台詞です。
 まだ一つも出ていない筈ですが、今では本当にこれ全部を使えるのかすっごく心配だったり します(苦笑)。



 第0話はこのシリーズの主人公、オリジナルキャラクターのリリスの故郷である レイスガルドが舞台です。
 彼女が亜空間に閉じ込められる事になった事件、そしてロディと出会う前の話。
 あの世界はファルガイアよりも少し狭くて、でも自然はいっぱいあって、ガーディアンが いなくて、そして化学力がもう少し進んでいて……という世界。
 モンスターはいないけど、ある理由によりほぼ全ての住人が戦闘の術を知っているという 特殊な場所です。
 そこで彼女は別次元へと飛ばされる。
 第1話ではロディとの出会いが最初にあり、そしてその後には平和な時をすごしている ARMS達がいます。
 第2話では本当は残りのメンバーを出したかったのだけれど、動き出した手は全く違う 事を書いてました(笑)。亜空間にいるときのリリスの心情です。
 第3話ではリリスと"ヤツ"の戦闘の最後、そして今度こそ残りのメンバーの事を書きました。 ……上手く書けていたかなぁ?
 第4話、第5話ではARMSの動きを中心に。……予定通りにいかず、凄い苦労した覚えが ありますね。
 その後の第6話、第7話も同じく。ただ、此処ではテリィが一大決心をして動いてくれます。
 彼のたった一言を言わすのに、何時間もかかりました……。そして最後にちょっとだけ登場 するのはロディ。謎めいた言葉を放ち、少女にある"プレゼント"をして姿を消します。
 そして現れるのは――なんと、トニーとスコットです。このシーンは弟君に意見を求めて 完成しました。
 第8話では、リリス、アシュレー、そして"ヤツ"の内面の言葉を出しました。これはわりと 簡単に出来た……はず。でも修正する時は凄く悩みました。
 どれくらい伏線をだそうか、どんな伏線を作ろうか、とかね(笑)。
 第9話はリリス、そして第10話がアシュレー。
 わたしなりに、暗い想いを表現したんですけど……成功したとはいいがたい、かも。


 この時期は、とにかく作品を出すことだけを考えていたので、内容が凄く短く、また 間違いが数多くありました。
 今ではとにかくペースは最低限1月に1度ほどと考え、内容の方に気を遣っています。


 読めばわかる内容についてはあまり言う事がないので、最後に冒頭について。
 これ、何故かはわからないけど凄く高評でした。だからそう言われてから少しずつ 凝ってみました。
 大抵は一人の人の独白。でなければ、とある場面のワンシーンを意識しました。
 時々意味のないのもあるけど(笑)。
 下に、その人物・場面の説明をおきます。考えたい人の為に、文字を白くしておくので 知りたい人はドラッグしてくださいね♪


 第00話 リリス=ディールライト
 第01話 リリス=ディールライト
 第02話 意味なし
 第03話 意味なし
 第04話 とある"宝石"の様子
 第05話 意味なし
 第06話 眠りにつく者達の心
 第07話 意味なし
 第08話 セシリア&ザックから、ロディへ
 第09話 『何故シリーズ』By リリス=ディールライト
 第10話 『何故シリーズ』By アシュレー=ウィンチェスター





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